このアクティビティでは、ショップフロアでの在庫受領を記録します。複数の在庫 ID が設定されていると、その品目トレーサビリティ項目に入力することができます (在庫 ID を参照)。
以下のテーブルでは、[アクティビティ更新]で変更できるこのアクティビティのルールと設定を説明します。
ルール |
設定 |
---|---|
ALLOW_STORAGE_LOC_MOVE |
YES (初期値): 割り当てられた保管場所がある場合、ある保管場所から別の保管場所に在庫 ID を移動することができます。 NO: 保管場所項目を無効化します。保管場所が定義されている場合は、ある保管場所から別の保管場所に在庫 ID を移動することができません。 |
APPLY_ALL_DATA |
YES (初期値):製造現場在庫データ項目は[製造現場在庫受領]で有効化されます。これらの項目に入力した値は、[在庫 ID 詳細]画面で更新されたデータを除き、登録されたすべての在庫 ID に適用されます。 NO: 製造現場在庫データ項目は[製造現場在庫受領]で無効化され、ユーザは[在庫 ID 詳細]画面で各在庫 ID にデータを入力する必要があります。 複数の在庫 ID に適用可能なデータ項目のみに該当することに注意してください。 |
AUTOMATIC_ID_GENERATION |
YES (初期値): 在庫 ID は、次番号定義に基づいて自動登録されます (番号付けパターンを参照)。 NO: ユーザは在庫 ID をマニュアルで入力します。 |
DISPLAY_BARCODE |
YES に設定されている場合、[バーコード]項目が[製造現場在庫受領]画面に表示されます (二次元バーコードデータ収集を参照)。 |
INVENTORY_LOCATION_REQ |
YES: ユーザは、各在庫 ID に対して、少なくとも 1 つの[在庫 ID 場所]項目のデータを提供する必要があります。 NO (初期値): 各在庫 ID に対して[在庫 ID 場所]詳細を提供することはオプションです。 |
以下の表では、説明が必要な項目について説明します。
項目 |
説明 |
---|---|
[ステータス] |
選択した在庫 ID のステータス ([利用可能]、[保留]、または[検疫]) |
[受領数量] |
この製造現場在庫に含める品目の受領数量 |
[手持ち在庫] |
選択した在庫 ID の手持ち在庫 |
項目 |
説明 |
---|---|
[保管場所] |
この在庫 ID が物理的に存在するスペース |
[予約] |
[選択済]: 在庫 ID は、該当する作業区、作業、資源、または製造指図を移動する SFC 番号でのみ使用できます。 [クリア済]: 在庫 ID は情報目的で割り当てられていますが、ロックされていません。 |
品目を製造現場在庫に追加するには、以下の手順に従います。
[製造現場在庫受領]画面で、在庫 ID に関連付ける品目と品目バージョンを入力します。
在庫 ID に対して受領した品目の数量を入力します。
必要に応じて、表示された組立品目データ項目のデータを入力します。
[登録]を選択して、在庫 ID 番号を自動登録します。
テーブルに必須データを入力し、必要な設定を選択します。テーブル項目が有効になるのは、品目、品目バージョン、および品目数量の入力データが有効な場合のみです。
ノート
シリアル化された品目 (ロットサイズは 1.0) の[数量]のデフォルト値は [1] です。シリアル化されていない品目の場合は、デフォルト値は[品目更新]の定義により品目のロットサイズに基づきます。
[在庫 ID 詳細]画面で、必須データを入力して必要な設定を選択します。
[在庫 ID データ詳細]画面領域に、必要に応じてデータを入力します。
[在庫 ID 場所]画面領域で、該当するデータを選択または入力します。
[適用]を選択します。
すべての必須項目の入力が完了したら、[受領]を選択します。